■ EXEM LOTUS ELITE Le Mans 1961
開発コードネームはロータス14、オールFRP製のモノコックボディを持つロータス初のGTカーとして1957年のロンドンショーにデビューした。美しいスタイリング、軽量なボディと高出力のコヴェントリー・クライマックスFWEエンジンによる高い動力性能、ロータスならではの卓越した操縦性で、セブンとともに、ロータスのスポーツカーメーカーとしての地位を不動のものにした。レースにおいてもル・マン24時間レースで6回のクラス優勝を遂げるなど大活躍した。しかしブリストル飛行機に外注されたFRPモノコックボディの生産性の低さ、構造上不可避であったこもり音、FWEエンジンの過大なオイル消費、「常にガムテープと針金を積んで置くべきだ」と評された低い工作水準などから生産台数は伸び悩み、初代エランに道を譲り、累計生産台数998台をもって1963年に短い生涯を終えた。

EXEM製となるエリートのル・マン24時間レース仕様車。造りはやや粗いですが、ミニチュアカーらしい佇まいが魅力の1台です。本体、パッケージとも美品。希少モデル。


■販売価格:4,200円(送料・消費税込)